論文の嘘と統計の在り方
わたくしはいま大学で統計について深くやっている。
大学で論文を精読してそれを評価するというゼミを
かれこれ続けてきて、最近論文をある程度自分で読めるようになってきた。(^ム^)
しかしそれと同時に、世の中には適当な統計が多いということも分かった。
結果をださなきゃ論文としては評価されないこともあり、
むりやり結論を出したり、変な検定方法を選んでいたりする。
どんな分野であっても、例えばリンゴは木から落ちたら必ず地に落ちるなど、
不変的な事実以外は
その根拠を裏付けるためには統計学が必要である。
すべての学問の土台に統計があるとわたくしは本気で思っている。
しかし、統計リテラシーはまだまだ日本では低い。
だからこそ、統計を利用して自分の都合のいいように結果を解釈し、
数学的に示されたと言う輩が多いのかもしれない。
世に蔓延する、
数字が裏付けているからと嘘の結果を示すものに騙されないように、
統計リテラシーを学ぶことはとても大切だと改めて思う。
おわり